導入
まず、この文章を読もうと思ったあなたは、読みたいから(至近要因)読んだのではなく、何か生きるため(究極要因)ために読みに来たのだろう。例えば、人の考える進化心理学を理解することでそれに関して攻撃的・優越感のある考えを作り出そうとしているためかもしれないし、単に生きるために不可欠な学問と思って来たかもしれない。
Oreさん程度になると、始めから生きるために物事を考え、こうしてインターネット上で自らの考えを披露することで認めてもらいたい、有名になって食べていきたい、と既に思っているかもしれない。しかしこの暗黒啓蒙というのは、社会を進化心理学的に観察して得た知見から始まったものであり、大事な視点だとも思う。
進化心理学の考え
進化心理学は、人文科学を中心として人の行動に理由があるとして考える。まず、心理学には学習・知覚・発達・パーソナリティといった部類があるが、例えばどうして錯覚が起きるか説明したい。まずは以下を見て欲しい。
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上の方が長く見えないだろうか?これはミュラー・リヤー錯視と言われている。心理学では、脳の神経の何が、他にどんな錯覚が、具体的に何が図形が、心に作用しているのか、心(脳)の仕組みを社会や、あからさまな錯覚という誤作動を元にして考える。
しかし、見方を変えると、矢印の4辺が虫の手足に見えてより大きく見え、脳が警戒しろと言っているかもしれないし、棒線を大きく見せようと矢印を広げているほうが周囲に更にそれが広がっているとも考えられる。そして、それが大きく見えなかった個体は淘汰されていったとする。進化心理学ではこう考える。
他に有名な防衛機制というのもある。ストレスへの対処法というより、”無意識”に働いているものを指す。
防衛機制
LV.1
・否認 不安や苦痛から目をそらす
・躁的防衛 それを意識しないように明るく考えようLV.2
・投影 他人のせいにする
・退行 未熟な行動をする
..と言ったものだ。不安は意識しないほうが良い結果を得られる場合もある。また、プラスに考える・他人のせいにするのが良いこともあるかもしれない。
そして、このような防衛機制が取れなかった個体は淘汰されてきたとして、必然的に、明るく考えなかった個体や気にしなかった個体は、例えば狩りをしていて大怪我をしてしまった、それでも頑張ろう。とか、縄張りを取れなかった、他のところで取ろうとか、サピエンスの進化、猿人は600万年前にアフリカで生まれ、アウストラロピテクスは現生人類の祖先とされて、その頃からこうして生き残った個体が文明を作り、今に至っているのである。
だから、今起きている争いなどは、ほんの6000年前のメソポタミア文明でさえ雀の涙程度の影響しか本質的に体には与えていない。現代病の糖尿病や高血圧とうのは、急な食生活や文明の変化が、人間の身体に与えた影響によって起こっている。
同様に、国が留学生を不当に扱う、人種差別、イジメ、家庭内暴力、人口動態、フェミニズム、数々の犯罪、資本主義、文化、ニート。あなたが本を読んでいる事実、這い回る出会い厨、あなたがこれから食べるもの、来ている服、仕草、ブームや髪型でも誰かと仲良くする理由でも人間関係でも、瞬きの回数や心拍数でも。もちろん、三大欲求ですら、進化心理学によって説明されることができる。
まとめ
生物の行動は、進化心理学(淘汰回避)によって説明される。
エボサイ(EvoPsy)といったアカウントが、現在のツイッターにおける巨頭となっている。
読んでいただきありがとうございます。
参考文献
Wikipedia – 防衛機制 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%B2%E8%A1%9B%E6%A9%9F%E5%88%B6
  
  
  
  

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